FILナビ運営事務局です。
6月3日にFilecoin.ioで記事のアップデートがありました。
タイトルは、
『IPFS、ファイルコイン、および「コンテンツの永続性」』
IPFS・ファイルコインの存在価値について、改めて言及した内容となっております。
原文をご覧になりたい方はこちら（情報元）
https://filecoin.io/blog/posts/ipfs-filecoin-and-content-persistence/
結論部分では、
「今日のインターネットは非常に強力である一方、データ保存および維持に関する重大な弱点があることを露わにしてきた。この問題の根本には、中央集権的なコンテンツのアドレス指定と永続性がある。分散型でかつ検証可能な解決方法を通じてのみ、オンライン情報を安全に保ち、無期限に利用できるようになり、IPFS と Filecoin は連携して、このデータへの対処と永続性という問題を解決する」
と述べています。
「コンテンツの永続性」については、Filecoinがどのように保存されたデータの永続性を担保するのか、という内容にて、簡単ではありますが触れています。つまり、「同じデータセットが一定期間にわたって継続的に保存されている」と証明するアルゴリズムに関する内容です。
個人的には、本記事の結論部分にある「持続可能な経済モデル」というフレーズが気に入っています。
原文の中ではNFT及びNFTサービスである「nft.storage」についても言及しておりますが、NFT領域においても、IPFS及びファイルコインが有用であることとその理由について話されております。
NFT storageについては別の機会でご説明したいと思います。
